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2019 年度 研究成果報告書

宇宙論ズームインシミュレーションから探るUFDの形成進化史

研究課題

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研究課題/領域番号 19K21057
補助金の研究課題番号 18H05876 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0204:天文学、地球惑星科学およびその関連分野
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

平居 悠  国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究センター, 基礎科学特別研究員 (60824232)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
キーワード矮小銀河 / 銀河形成 / 銀河進化 / 化学進化 / 元素合成 / rプロセス / sプロセス / 数値シミュレーション
研究成果の概要

本研究では、天の川銀河周囲に存在する矮小銀河の化学動力学進化シミュレーションを行った。中性子捕獲過程で合成される元素の中で比較的軽いストロンチウムに着目し、電子捕獲型超新星爆発、連星中性子星合体、回転大質量星、漸近巨星分枝星の矮小銀河でのストロンチウム汚染に対する影響を明らかにした。これにより、ストロンチウムに富んだ星は、電子捕獲型超新星爆発の放出物から形成された可能性が高いことが明らかになった。

自由記述の分野

銀河進化

研究成果の学術的意義や社会的意義

元素が宇宙のどこで合成されたのか、という問題は、天文学における長年の課題である。私たちを形作る元素の起源天体を理解することは、生命の起源を探ることにも繋がる。特に鉄より重い元素の起源天体は未だ謎である。本研究では、銀河進化の観点から、重元素の起源天体を制限した。これにより、天の川銀河とその周辺に存在する矮小銀河の星の元素組成の観測から、重元素が銀河内でいつ・どこで合成されたのかを辿ることが可能になる。

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公開日: 2021-02-19  

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