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2019 年度 研究成果報告書

農業副産物を有効活用した環境親和性を有する多孔質緑化基盤材の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K21162
補助金の研究課題番号 18H06025 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0604:社会経済農学、農業工学およびその関連分野
研究機関北里大学

研究代表者

阿部 由麻 (島本由麻)  北里大学, 獣医学部, 助教 (70826601)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
キーワード農業副産物 / Acoustic Emission / 緑化資材
研究成果の概要

本研究では,農業副産物を活用した緑化資材の開発を試みている。この材料開発の指標にAcoustic Emission(AE)法から検出される植物生理反応を用いることを本課題では検討した。AE法による植物の水ストレス評価の実用化を目指した場合,検出波の判別精度向上が課題の一つとして挙げられた。検討の結果,キャビテーションに起因するAE(突発型AE)とその他の検出波をウェーブレット変換の特徴量から明確に判別できることを明らかにした。加えて,最大振幅値および重心周波数に着目すると,水ストレスに起因するAEを抽出できることが示唆された.

自由記述の分野

農業工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

緑地を含めたグリーンインフラの構築や維持管理には,植被率のようなマクロな指標だけではなく,植物の根圏形成を含めた植物生理反応と多孔質材の物性との関連から検討を進める必要があると考えられる.これにより,環境再生や緑地基盤の造成の際に,明確な指標に基づいて,植物の生育に適した環境を構築できると考えられる.

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公開日: 2021-02-19  

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