研究課題
研究活動スタート支援
「チーム変革型認知症尿失禁高齢者ケアプログラム」を導入することによって、認知症高齢者の1日の水分摂取量が整えられ、1日総失禁量および昼間の総失禁量および1回失禁量が有意に低下していた。これによって、認知症高齢者のQOLの向上にも影響を及ぼしたものと考えられる。また、ケアプログラムを導入することによって、ケアを提供する看護職・介護職のチームアプローチの実践の認識に影響を及ぼしていた。
臨床看護学/創傷・オストミー・失禁管理
本研究において「チーム変革型認知症尿失禁高齢者ケアプログラム」を開発し洗練することは、超高齢社会を迎えた本邦において、ますます増加すると考えられる認知症高齢者の尿失禁ケアの質の向上と認知症高齢者の日常生活におけるQOLの向上を目指すことに寄与できると考えられる。