研究課題
名古屋大学博物館 第28回特別展『世界の発酵食をフィールドワークする』を2022年3月22日から9月24日まで開催した。特別展では展示に関係した研究者による講演会を開催し、本科研の代表者の横山と分担者の藤本と山本が講演を実施し、一般市民の参加者と意見交換を実施した。2020年春からCOVID-19の影響で海外調査が実施できなかった。しかし、2022年6月以降は徐々に調査ができる環境になった。2022年度は、タイ東北部ナコーンパノム県における魚介類調味料の発酵食調査、インドネシア・アンボン島におけるダイズ発酵食品(テンペ)およびサトウヤシの蒸留酒(ソピ)の調査、ラオスにおける麹および米の醸造酒・蒸留酒に関する現地調査、そして西アフリカのガーナにおけるアフリカ納豆とも称されるヒロハフサマメノキ(Parkia biglobosa)を原料とした発酵調味料ダワダワの製法やその変化、地域で重要なピトと呼ばれるローカルビールの製法等の調査を実施することができた。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 図書 (2件)
African Study Monographs, Supplementary Issue
巻: 61 ページ: 1-5
巻: 61 ページ: 41063