仕事のときの身だしなみや外見が重要であることは広く知られているが、企業がそれをどのようにコントロールし、望ましい企業イメージやアイデンティティを作ってきたのかについては、十分にわかっていない。この研究では、まず第一に、企業による労働者に対する外見の統制とそれが労働者に与える影響について検討した。 第二に、そもそもどのような場合にどのような身だしなみや外見が「適切」、または「不適切」と考えられるのかを調べた。外見のコントールは TPO によって「正解」が変わってくることはよく知られているが、具体的にどのようなルールやパターンが存在するのかはわかっていない。この研究ではそのようなパターンを調べた。
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