• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

立方格子内の空間グラフの研究とその高分子科学への応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K21827
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分11:代数学、幾何学およびその関連分野
研究機関お茶の水女子大学 (2022)
埼玉大学 (2019-2021)

研究代表者

下川 航也  お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (60312633)

研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2023-03-31
キーワード空間グラフ / 格子モデル / 多環状高分子
研究成果の概要

頂点の次数が3である格子空間グラフについて、BFACF移動を分類した。また、格子空間グラフに対し、BFACF移動による同値類と、空間グラフの全同位変形による同値類が一致することを証明した。これは、適切にBFACF移動を定義することにより、格子結び目・絡み目の結果が格子空間グラフに拡張されたことを示している。
空間グラフのBFACF移動は平面的な移動であり、2次元平面内のグラフについても同様にBFACF移動を考察できるため、まず2次元平面内のグラフの場合についてシミュレーションを行った。

自由記述の分野

トポロジーとその応用

研究成果の学術的意義や社会的意義

この研究では、近年合成されている複雑な構造をもつ高分子のトポロジーの構造の数学的モデルを扱っている。今回の成果は、トポロジーの一分野である結び目理論の研究を行ったもので、立方格子内の空間グラフのトポロジーに関するものである。応用として多環状高分子、タンパク質の立体構造、DNAのR-ループへの応用が見込めるものとなっており、今後様々な分野にわたる発展が期待される。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi