経済や社会のコミュニティ構造が民族に依存する比率が高まってきたが、経済や社会の公的なデータには、企業や個人の民族性を判断する情報が十分にない。名前や人々の移動軌跡から民族を推定する技術を開発したことで、地域社会や国際貿易における民族などの分断や、企業内の従業員のダイバーシティを観測することが可能になった。また、多様な人々が利用する地域や貿易財、多様な人々が働く企業を見つけることで、これらをハブとして、経済や社会の多様性の向上がはかれることを指摘した。コロナ禍における空間的な分断(移動の自粛状況)を日々公表した。
|