• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

天正少年使節と慶長遣欧使節の関連性とニュースとしての版画制作

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K23023
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0101:思想、芸術およびその関連分野
研究機関明治大学

研究代表者

藤川 真由  明治大学, 大学院, 特任講師 (20848866)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2024-03-31
キーワード天正遣欧使節 / 慶長遣欧使節 / 日本使節の歓迎 / 教皇庁の外交儀典 / 版画の制作と流通 / 日本に関する情報の伝達と受容
研究成果の概要

従来、天正遣欧使節と慶長遣欧使節は個別に研究されることが多かった。本研究は両使節に焦点をあて、その外交・美術面における関連性を調査した。本研究では、慶長遣欧使節を派遣した伊達政宗、そしてルイス・ソテロなど使節の構成員だけでなく、彼らを迎え入れたヨーロッパ人も、約30年前に渡欧した天正遣欧使節を意識していたと解釈する。また、両使節を描いた作品を包括的に分析し、特に彼らを描く版画、並びに彼らに纏わる情報がどのように伝達されまた受容されたか辿った。非ヨーロッパ圏の他国から渡欧した使節の図像も考察し、日本使節の描かれ方をより大きな国際的枠組みの中で調査した。

自由記述の分野

美術史

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、ルネサンス美術に関する研究において、ヨーローッパ圏と非ヨーローッパ圏の交流に関する関心が高まっている。本研究の成果を英文学術書『Envisioning Diplomacy: Images of Japanese Ambassadors in Early Modern Europe』(単著、2025年出版予定)にて発表することにより、国内外の研究に貢献することが出来る。また、拙書は全世界に向けて出版されるため、日本の発信力の向上に繋がる。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi