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2021 年度 実施状況報告書

語りえぬものの伝承に向けたアクションリサーチ

研究課題

研究課題/領域番号 19K23131
研究機関大阪大学

研究代表者

宮前 良平  大阪大学, 人間科学研究科, 助教 (20849830)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2023-03-31
キーワード復興 / 東日本大震災 / 被災写真 / 死者
研究実績の概要

本研究はフィールドワークを中心とするものであるため,新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け,ほとんどの研究を遂行することが出来なかった。そのため,文献渉猟および研究成果の英語での執筆にエフォートをあてた。
その中でも,語りえぬものの議論について文献をもとに調査し,それが復興といかに関係するかを考察した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究課題はフィールドワークを中心とするものであり、新型コロナウイルスの感染拡大期にあった本年度はほぼすべての調査活動を休止せざるを得なかったため。とはいえ,フィールドワークによらない文献調査は進めることが出来た。

今後の研究の推進方策

新型コロナウイルス禍が続きそうであることを踏まえ,研究目標を大幅に変更し,今後のフィールドワークのための理論基盤を固めることに注力する。

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍のため十分なフィールドワークが遂行できなかったため。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2022 2021

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 実践としてのチームエスノグラフィ2022

    • 著者名/発表者名
      宮前 良平、置塩 ひかる、王 文潔、佐々木 美和、大門 大朗、稲場 圭信、渥美 公秀
    • 雑誌名

      質的心理学研究

      巻: 21 ページ: 73~90

    • DOI

      10.24525/jaqp.21.1_73

    • 査読あり
  • [雑誌論文] サービス業化する災害ボランティアセンターにおける反「おもてなし」の可能性2021

    • 著者名/発表者名
      宮前 良平
    • 雑誌名

      災害と共生

      巻: 5 ページ: 1~11

    • DOI

      10.18910/84562

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 復興による喪失としての集合的トラウマ2021

    • 著者名/発表者名
      宮前良平
    • 学会等名
      日本災害復興学会 2021年度岩手大会
  • [学会発表] 集合的トラウマを正しく理解するためのレッスン -集合的トラウマから見るトラウマ理論の新たな射程-2021

    • 著者名/発表者名
      宮前良平, 大門大朗, 高原耕平
    • 学会等名
      日本質的心理学会第18回大会
  • [図書] 争う2022

    • 著者名/発表者名
      栗本英世、モハーチ・ゲルゲイ、山田一憲、小野田正利、綿村英一郎、山本晃輔、木村友美、宮前良平、野坂祐子、白川千尋
    • 総ページ数
      222
    • 出版者
      大阪大学出版会
    • ISBN
      4872596242

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公開日: 2022-12-28  

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