超早産児(VP)および超低出生体重児(VLBW)として出生したと注意欠陥多動性障害(ADHD)児の間でWISC-IV)のプロファイルを比較し、VLBW/VP児に特有の神経認知特性を特定した。 本研究のVLBW/VP群は、出生体重1,500g未満、妊娠32週未満の小学1~3年生50人(男19人、女31人)である。ADHD群は、小学1~3年生18名(男性13名、女性5名)を対象とした。WISC-IVのプロフィールをVLBW/VP群とADHD群で比較した。WISC-IVプロファイルは、グループ間で同様のパターンを示し、VLBW/VPグループはADHDグループよりもキャンセル課題のスコアが低かった。
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