研究課題/領域番号 |
19K23587
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0402:ナノマイクロ科学、応用物理物性、応用物理工学およびその関連分野
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
嶋田 泰佑 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (00850140)
|
研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2021-03-31
|
キーワード | エクスポソーム解析 / 粒子状物質 / 濃縮捕集 / ナノワイヤ / 単一微粒子センシング / マイクロポア / イオン選択性電極 / 集積化チップ |
研究成果の概要 |
ヒトを取り巻く周辺環境中には、様々な特性(組成、サイズ、濃度など)の微粒子が存在する。それら微粒子への暴露(エクスポソーム)は人間の健康に密接に関わるため、微粒子の特性を個人レベルで分析する必要がある。本研究課題では、エクスポソーム解析に向けて、濃縮捕集法・イオン成分分析法・単一微粒子分析法の各要素技術を開発し、さらにそれらを融合することで、環境中微粒子の特性を網羅的に分析可能な手法を創出することを目的とする。
|
自由記述の分野 |
ナノバイオライフサイエンス
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、環境中微粒子を水薄膜内に濃縮捕集することで、イオン成分分析・単一微粒子分析を超高感度化し、それら分析法により環境中水溶性・非水溶性微粒子の特性情報を網羅的に取得するところにある。また、社会的意義として、個人レベルで異なる微粒子のエクスポソームを解析し、健康と環境の関係を明らかにすることで、環境を含めた予防医療の開拓とオーダーメイド医療の創出に資する波及効果を有する。
|