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2021 年度 研究成果報告書

看護師長役割をもつ専門看護師と集中治療医の協働がICU患者アウトカムに及ぼす影響

研究課題

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研究課題/領域番号 19K24268
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関武蔵野大学 (2021)
共立女子大学 (2019-2020)

研究代表者

福田 友秀  武蔵野大学, 看護学部, 講師 (70846328)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2022-03-31
キーワードクリティカルケア看護 / 専門看護師 / 集中治療専門医 / 協働 / ICU
研究成果の概要

本研究の目的はICU看護師長であるCNSと集中治療専門医との連携がICU患者の在院日数に影響するかを検討することである。研究デザインは単一施設の後方視的コホート研究とし、ICU看護師長としてのCNSと集中治療専門医が協働し始める前後2年間の患者のICU在室日数の差を多変量回帰分析で分析した。データは電子カルテより患者の診断名、年齢、性別、予定・緊急入院、ICU滞在期間、ICUでの治療内容などを収集した。研究期間中に3,135人の患者がICUに入室し、連携前群1,471人、連携後群1,664人であった。看護師長であるCNSと集中治療専門医との連携は、ICU滞在期間の短縮と有意に関連していた。

自由記述の分野

クリティカルケア看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

治療やケア技術の進歩は患者に命を救うだけでなく、心身の機能回復によって社会生活に復帰する機会を増大させた。この背景には多くの医療専門職の尽力があるが、数ある専門職を統括し、効果的な治療やケアを提供できる環境を整えることも必要である。
今回、高度看護実践を担う専門看護師がICU看護師長としてICU組織及びケアを統括しながら集中治療専門医と協働した結果、患者のICU在室日数が減少するという結果を得た。

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公開日: 2023-01-30  

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