研究課題
基盤研究(A)
本研究で立ち上げを行ってきたSPring-8BL02B1の単結晶用新型回折装置は、十分な測定性能を有していることを検証した。この装置では10ミクロン角程度の合金系単結晶であれば、精密解析に必要な逆格子空間内の0.2Åの超高分解能測定が十分可能である。冷凍機の導入をSPring-8施設との協力で実現し、8~500K程度までの温度領域で測定可能となった。本研究課題では、いくつかの典型的な物質群の分子軌道解析、電荷及び軌道秩序状態の検証を行ってきた。C_<60>フラーレンケージ中に閉じ込めたLiイオンを電子密度解析することによって、内包証明だけでなくその物性に迫る重要な情報を引き出すことに成功した。
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