長寿・超長寿者の健康生活の充実・延伸を見据えた運動手法の開発・応用は要医療期の短縮化に直接に貢献する必須の課題である。経済・工業の先進諸国の追従も必致である。我が国が国際的に先がけて研究・マニュアル化できる喫緊の課題でもある。我々に健全にして最期まで可能な運動はウォーキングであると考える。またそれは、必要な筋・骨格系の能力の向上・維持によって支え得ると考える。 本研究は運動形態学的に長寿者にも可能となる脚筋力養成かつ骨格系強化型のウォーキング・フォームを先ず考案し、概念化する。また、考案手法の有効性を運動生理学的・バイオメカニクス的に検証し、その実践・応用試験によって獲得効果を量的に明示する。
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