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2009 年度 実績報告書

ジェンダー・センシティブな子育て家族支援グループ

研究課題

研究課題/領域番号 20300233
研究機関東京学芸大学

研究代表者

田村 毅  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10242231)

研究分担者 市村 彰英  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (70363786)
及川 裕子  近大姫路大学, 看護学部, 准教授 (90289934)
加藤 吉和  鎌倉女子大学, 児童学部, 教授 (70441920)
岸田 泰子  甲南女子大学, 医学部, 教授 (60294237)
久保 恭子  埼玉医科大学, 保健医療学部, 講師 (10320798)
キーワード教育系心理学 / 社会福祉関係 / 家族心理学 / 保育 / ジェンダー
研究概要

<虐待を行った保護者・家族の状況>
全国児童相談所長会の分担研究員として、虐待状況調査を全国197児相全てに実施して結果を分析してまとめて子ども未来財団に報告した。「児童虐待相談のケース分析等に関する調査研究」の結果報告書の中から、特に虐待を行った保護者・家族の状況に係るデータを更に掘り下げて分析した。
<児童福祉司が男性虐待者に対するケースワーク上持つ困難感についての分析>
児童福祉司によるフォーカス・グループインタビューを実施した。その内容を録音してスクリプトにし、児童福祉司が男性虐待者に持つ感情は何か、互いの関係の特徴、困難さが生じる要因について探索的に分析を進めた。
<乳幼児をもつ母親グループを対象とした親支援活動の評価>
親教育プログラムNobody's Perfectを実施後6ヶ月間フォローアップし、自主活動にいたるまでを支援・評価した。
<大阪市の父親グループへの参加と東京の父親グループとの比較>
る大阪市で行われている虐待をした父親のグループに参加し、その後東京都児童相談センターで行っている父親グループと比較検討をした。ドメスティック・バイオレンスと子ども虐待の加害当事者へのグループワークと個人カウンセリングを行うことをとおして、加害者臨床の実践的な研究を実施した。
<家族療法学会での自主シンポの開催>
2009年6月、家族療法学会自主シンポジウムを開き、大阪市児童相談所の児童を虐待をした父親のグループの利用者メンバー2名が参加し、利用者からの語りを聴かせてもらい,東京都児童相談センターで行っている父親グループのあり方と比較検討した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件)

  • [雑誌論文] 乳幼児をもつ母親グループを対象とした親支援活動の評価2010

    • 著者名/発表者名
      岸田泰子・田村毅・倉持清美
    • 雑誌名

      東京学芸大学紀要総合科学系II 61

      ページ: 45-50

  • [雑誌論文] 家族不安社会における親の欲望:親の問題として考える家族病理2009

    • 著者名/発表者名
      中村正
    • 雑誌名

      家族療法研究 26(3)

      ページ: 216-221

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 社会の変化と臨床のかたち-家族の臨床社会学2009

    • 著者名/発表者名
      中村正
    • 雑誌名

      家族療法研究 26(3)

      ページ: 228-232

    • 査読あり

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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