研究課題/領域番号 |
20330185
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研究機関 | 奈良教育大学 |
研究代表者 |
田渕 五十生 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (10179864)
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研究分担者 |
淡野 明彦 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (30127419)
森本 弘一 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (70243350)
山岸 公基 奈良教育大学, 教育学部, 准教授 (90242792)
大山 明彦 奈良教育大学, 教育学部, 准教授 (70324952)
西山 厚 奈良国立博物館, 学芸部, 学芸部長 (10167570)
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キーワード | 世界遺産教育 / WHE / ESD / ASP / ユネスコ教育 / ユネスコスクール / 教材開発 / 世界無形文化遺産 |
研究概要 |
21年度の成果として、次の5点が挙げられる。 第一は、21年12月23日に日本ユネスコパートナーシップ事業と連携して、「第3回世界遺産学習実践研究会」を開催したことである。参加者は世界遺産を有する姫路市、鹿児島県屋久島町、島根県大田市(岩見銀山)広島県廿日市市(宮島)和歌山県古座町(紀伊山地)奈良県斑鳩町(法隆寺)からも参加者があり参加者の総数は547名に達した。その研究要録『世界遺産学習全国プレサミットinなら』には12本の実践報告が提出され実践を深めあった。 第二は、奈良市内小中学校で世界遺産学習の実践を展開して、その中から優れた実践を『ティーチャーズガイドーII』(A-4版63ページ)として刊行したことである。 第三は、世界遺産教育の理論的な研究成果を学術雑誌に発表したことである。その一つは、田渕五十生・山下欣浩著「日本ユネスコ協会連盟の教材キット『守ろう地球のたからもの一その作成意図と具体的事例-」(奈良教育大学教育実践総合センター研究紀要 第19号 2010年3月)であり、その二つは淡野明彦・神野浩著「高等学校地理学習における世界遺産の指導の実際」(奈良教育大学教育実践総合センター研究紀要第19号2010年3月)である。 第四は、文科省ユネスコ国内委員会が主催する「第1回ユネスコスクール全国大会」で「世界遺産を切り口にしてESDに迫る」と題して、実践報告を行ったことである。 第五は、お茶の水女子大学大学院特別研究経費事業と連携して、「奈良世界遺産から学ぶ異文化理解教育研修」を実施して参加者が12名で、充実した報告書も刊行された。
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