研究課題
基盤研究(B)
量子可積分系における局所場の空間に新しいフェルミオン基底を導入し、その期待値を記述した。すなわち、6頂点模型の擬局所作用素に作用するフェルミオンを定義し、極めて一般的な設定のもとで、フェルミオン基底の期待値が、ある2変数関数のみを用いて表されることを示した。また共形場理論への極限で低次の場合にフェルミオン基底とヴィラソロ基底の関係を求め、サイン・ゴルドンモデルにおける1点関数を求める新しい枠組みを提出した。
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