研究課題
基盤研究(B)
LHC実験によるヒッグス粒子の探索のバックグランドとなる、2光子及び2個の弱ゲージボソンの生成過程の散乱断面積の精密な計算を行った。さらに、これらの過程の生成粒子の分布を忠実に再願するシミュレーション・プログラムを作成し公開した。散乱断面積の計算には、摂動計算によるものばかりではなく非摂動的な効果が重要であるが、独自に開発したパートン・シャワー法と主対数項引き算法を組み合わせることにより、両効果を矛盾なくかつ高能率で計算することに成功した。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
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THE POLISH PHYSICAL SOCIETY
http://atlas.kek.jp/physics/nlowg/grappa.html