研究課題
基盤研究(B)
本申請研究は、極限まで伸張したオリゴアセチレン分子(OA)の合成を目指し、その基本的な性質の評価を行ったものである。OAは、1800年代から多くの合成化学者の興味を惹きつけてきたが、その速度論的不安定性は著しく増大し、単離は極めて難しい。そこで、アセチレンの両末端にポルフィリンを導入することを計画し、アセチレンの数が2個、4個、6個、8個、10個を有した化合物の系統的合成に成功し、その性質を評価した。
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