研究課題
基盤研究(B)
本研究では、植物の根が先端付近の分裂組織(成長点)を伸長させながら地中に到達する現象に着目し、先端から生えながら目標方向に方向操舵できるアクチュエータの駆動原理を構築した。そして、当該原理に基づいて試作したアクチュエータを利用して、配管の亀裂検査や災害現場の情報収集作業のための狭隘湾曲地形を移動する探査ロボットや、介護現場で臥床中の人体とベッドとの間に進入し、人体を柔軟に抱きかかえる人体把持用マットなどを開発し、「植物成長型アクチュエータ」の有用性と発展性を示すことができた。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (17件) 備考 (1件) 産業財産権 (3件)
International Journal of Automation Technology
巻: Vol.5, No.4 ページ: 516-522
Journal of Robotics and Mechatronics
巻: Vol.23, No.2 ページ: 215-224
日本フルードパワーシステム学会誌
巻: Vol.41, No.5 ページ: 98-105
http://www.cm.ctrl.titech.ac.jp/