研究課題
基盤研究(B)
イネ属植物21種45系統の光合成速度の変異とそれを制御する葉の構造的要因について解析した。光合成速度には種間により2. 4倍の変異があり、それには気孔伝導度、気孔のサイズと密度、葉肉細胞層数、比葉重等が関わっていた。イネ属植物は全てC3型と考えられたが、葉の維管束鞘細胞には少量ながら葉緑体を含み、光合成・光呼吸酵素を蓄積していた。またC3, C4, CAM植物における光合成細胞の細胞壁の厚さには大きな違いがあり、それにはCO_2の拡散や漏出が密接に関わっていると考えられた。
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J. Exp. Bot
巻: 62 ページ: 5347-5355
DOI:10.1093/jxb/err187
日本エネルギー学会誌
巻: 89 ページ: 60-66