研究課題
基盤研究(B)
造血幹細胞の自己複製に関与するTie2受容体に関わる分子の機能解析を行った。Tie2活性化に伴い発現の制御されるDNA複製誘導因子PSF1は、プロモーター制御によって無機能なPSF1が転写され幹細胞分裂を負に制御する可能性が示唆された。造血幹細胞はGalectin-3を発現するが、このGalectin-3は血管新生を誘導して血管ニッチ形成に関与することが示唆された。さらにTie2とともに造血幹細胞に発現するTie1はその活性化によって、幹細胞の分裂を抑制する可能性が示唆された。
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