研究課題
基盤研究(C)
抑制性シナプスの動態を可視化するために、抑制性シナプス前部および後部を蛍光蛋白質を用いて標識した。形成された抑制性シナプス前・後部は、顕著な形態変化を示し、培養日数に依存して安定化された。シナプス形態の安定化が急速に進む時期とシナプス密度が上昇する時期はよく一致しており、その時期に特徴的な形態変化(シナプスの融合、分裂、移動)が観察された。シナプス形成が活発な時期に、抑制性シナプスは、顕著な形態変化をしながら、その配置や密度を調節していると考えられる。
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J.Neurochem. 105
ページ: 1384-1393