研究課題
基盤研究(C)
PLL-g-PEG はsiRNAなどの核酸と安定な複合体を形成し、優れた血中滞留性を示すことから腫瘍への選択的デリバリーが期待された。しかし、核酸との結合性、および腫瘍集積性に及ぼすPLL,PEG 鎖長、PEGグラフト率の影響ははっきりしていない。そこで様々な鎖長、グラフト率のPLL-g-PEGを系統だって合成し、種々検討した結果、PEG グラフト率が30%を超えると腫瘍集積性が高まるとともに核酸との親和性がむしろ高まる事が明らかとなった。また、本共重合体は抗がん物質の選択的デリバリーにも有効である事が示された。
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J Control Release 149(1)
ページ: 2-7
Adv. Mater. Res. (Zuerich, Switz.) FIELD Full Journal Title : Advanced Materials Research (Zuerich, Switzerland)(Pt.1, Multi-Functional Materials and Structures)
ページ: 47-50,762-764
http://www.cm.kyushu-u.ac.jp/wmaruyama/