アルツハイマー病のBPSDに対する振動音響療法とフット・スパの効果の検討

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20500458
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: リハビリテーション科学・福祉工学
• 研究機関: 県立広島大学
• 研究代表者: 小池 好久 県立広島大学, 保健福祉学部, 准教授 (20368723)
• 研究分担者: 加納 良男 吉備国際大学, 保健科学部, 教授 (70116200)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• キーワード: 振動音響療法 / フット・スパ / 抑うつ / 全般性注意 / p38MAPK

研究概要

振動音響療法;抑うつ傾向のみられる18名の老人保健施設入居者に2週間振動音響療法を施行した.その結果,振動音響療法のリラクゼーション効果により抑うつと睡眠の改善傾向が見られた.
フット・スパ;老人内科病棟に入院している13名にフット・スパを2週間施行した.その結果,フット・スパの効果により認知機能検査に用いたMMSEの値が有意に改善された.

研究成果

• [雑誌論文] Differential Response of Heat-Shock -Induced p38 MARK and JNK Activity in PC12 Mutant and PC12 Parental Cells for Differentiation and Apoptosis. (2010)
  • 著者名/発表者名: Murai H, Hiragami F, Murai H, Hiragami F, Kawamura K, Motoda H, Koike Y, Inoue S, Kumagishi K, Ohtsuka A, Kano Y.
  • 雑誌名: Acta Medica Okayama 64(1) ページ: 55-62
  • 査読あり
• [学会発表] 軽度認知障害者に対する振動音響療法の効果 (2010)
  • 著者名/発表者名: 小池好久, 田端幸枝
  • 学会等名: 第31回中国四国リハビリテーション研究会
  • 発表場所: 県立広島大学(広島県三原市)
  • 年月日: 2010-12-05