研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、小学校4年生を対象とした3年間の縦断的研究法によって、子どもの図形学習における推論的活動の発達を支援する指導法を明らかにすることである。研究結果から、次の結論が得られた。(1)図形の分割・補完・移動に関する図形認識では発達傾向が認められたが、推論の合成を伴う図形認識では発達が困難であった。(2)子どもの推論的活動の発達を支援する図形指導法の開発では、「認知的葛藤による方法」と「弁証-教授学的方法」の有用性が明らかになった。
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