研究課題
次の3つの紛争アクターに関して、次の調査を実施した。1.MILF(1)和平交渉過程の分析1997年以降の政府とMILFとの和平交渉に関する文書や決議文、各委員会に関する文書、共同声明、ガイドライン等の収集をし、分析を開始した。2008年8月に「先祖伝来の土地に関する覚書(MOA-AD)」が締結されなかったことに関連して紛争が拡大し、和平交渉が暗礁に乗り上げた。2008年8-9月におきた紛争の動向を時系列にまとめた。(2)紛争・停戦・停戦破綻のサイクル1996年以降にMILFと国軍との間に発生した主な紛争に関する詳細な情報を収集した。2.MNLF Council of15Council of15のうち、2名にインタビューを行った。3.MNLFミスワリ派2005年2-3月にスルー州で起きたMNLFと国軍の衝突に関して情報収集を行った。また、この紛争でMNLF側の指導者であったマリク司令官とMNLFスルー州革命委員会議長のカイド・アジブンに関する新聞記事を収集した。
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インパクシヨン 167号
ページ: 5-10
GLOCOLブックレット01『紛争後の国と社会における人間の安全保障』 1
ページ: 13-27
The Philippines-Japan Research Initiatives. Longing for Peace : A Documentation Research on the Mindanao and Sulu Conflict Areas. Unpublished Report.
ページ: 1-83
Asian Info 2巻4号
ページ: 2-5