研究課題
基盤研究(C)
近世文学は出版を前提とした大衆文学・商業出版であった。そのため政治状況、また権力の恣意的行使によって、文学はそのテキストや挿絵の改変を余儀なくされた。それらは町触等の法令上に現れるものもあり、また全く法令には見えないものもあるが、残された出版物の内部微証からその規制の存在を論証できるものもある。本研究は特に後者を重視することにより、検閲の文学に与えた影響を明らかにしようとするものである。また前者については町触、および『開板指針』等の分析を行っている。
すべて 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)
国語と国文学
巻: 3月号 ページ: 1-15
東京人 279号
ページ: 72-77
日本文学 第57巻10号
ページ: 41-49