研究課題
基盤研究(C)
日本語学習者の聴解力を客観的に評価する基準を得るために、中国語母語・英語母語の日本語学習者を対象に、認知的要因を中心に聴解力との関係を実験で検証した。両母語話者において関係があることが示されたのは作動記憶容量と語彙力であった。また、音韻的作動記憶、語彙は聴解との関係に関して2つの母語で同様の傾向がみられたが、作動記憶は異なる傾向がみられた。さらに、音韻的作動記憶の能力を測定する日本語学習者用のツールを開発した点も成果として挙げられる。
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日本語教育方法研究会誌
巻: 18(1) ページ: 4-5