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2010 年度 研究成果報告書

近代山村開発史の民俗学的研究-熊本県五木村を事例にして-

研究課題

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研究課題/領域番号 20520710
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関山口大学

研究代表者

湯川 洋司  山口大学, 人文学部, 教授 (10166853)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード山村 / 開発史 / 民俗学 / 五木村
研究概要

近代以降の山村開発史がもった意味を、熊本県五木村を事例に、(1)五木銅山、(2)水力発電、(3)製炭業、(4)ダム建設計画に絞って分析した結果、従来の開発は山村自身の生活向上に寄与するところが大きかったが、戦後のダム建設計画は、山村社会を水に沈めなければならない計画である点で、住民には希望のない開発手法であることが明らかになった。今後は、山村の自律性を確保できる開発行為が求められることを結論として得た。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 高度経済成長と山村生活の変化2011

    • 著者名/発表者名
      湯川洋司
    • 雑誌名

      国立歴史民俗博物館研究報告 (掲載決定通知受領済み、掲載号未定)

    • 査読あり
  • [図書] 成果報告書(「近代山村開発史の民俗学的研究-熊本県五木村を事例に-」)2011

    • 著者名/発表者名
      湯川洋司
    • 総ページ数
      34(120)
    • 出版者
      山口大学
  • [図書] 消滅した山の仕事(「高度経済成長と生活革命」所収)(国立歴史民俗博物館編)2010

    • 著者名/発表者名
      湯川洋司
    • 総ページ数
      87-92
    • 出版者
      吉川弘文館
  • [備考] ホームページ等 なし

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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