研究課題
基盤研究(C)
公法上の当事者訴訟の一種である確認訴訟の活用のため、より活発に利用されているドイツの一般的確認訴訟に関わる判例および学説を考察し、わが国との比較検討を行った。その結果、ドイツでは、確認対象を法律関係に限定するのが判例・学説の大勢であり、個別行為の違法確認を主張するわが国学説と異なること、反面法律関係を相当広く理解する結果、一般的確認訴訟の対象も広範なものとなるとともに、一般的確認訴訟の及び得ない訴訟請求については一般的給付訴訟が代替しうることなどを明らかにした。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)
岡山大学法学会雑誌 61巻1号(8ないし9月公刊)
岡山大学法学会雑誌 59巻2号(掲載予定)
ページ: 49-54