• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

フェアトレードを視点としたグローバル資本主義経済システムに関する学習モデル開発

研究課題

研究課題/領域番号 20530819
研究機関京都教育大学

研究代表者

石川 誠  京都教育大学, 教育学部, 准教授 (00293978)

研究分担者 水山 光春  京都教育大学, 教育学部, 教授 (80303923)
土屋 雄一郎  京都教育大学, 教育学部, 准教授 (70434909)
キーワードフェアトレード / 資本主義経済システム / グローバリゼーション / 学習モデル開発
研究概要

本研究は,フェアトレードというグローバルな社会的事象の持つ意味,背景を経済学的,社会学的に明らかにした上で,フェアトレードを題材とした社会科公民教育の学習モデル開発を行うことを目的としている。平成20年度においては,フェアトレードに関してコーヒーを題材として経済学的,社会学的分析を中心に研究を進めた。
経済学的分析としては,グローバル化した国際経済における先進国と途上国との貿易については,比較優位の概念を用いてその有用性が説明されるが,実際には先進国と途上国の経済格差は拡大していることを踏まえ,この要因として考えられる取引価格が途上国での生産の必要な費用(例えば環境保全コストや労働コスト)を含んだものではない,つまり取引価格の反映されない外部不経済が発生していることについて,コーヒー貿易を題材にして分析を行った。社会学的分析としては,コーヒーの生産から消費に至る一連のプロセスのなかで,モノとヒトとの関わりを描き出しながら,フェアトレードの定義に含まれる,公正な利益の配分,環境配慮,文化的なアイデンティティの保持などの要件が,「誰にとって」「何のための」要件であるのかを考察した。また、このような知の枠組みが,援助する側/される側の非対称な力を拭いされないものから両者が対等な関係に立つうえでの必要な「知」足りえるか,論点を整理した。また,本年度はタンザニアでのコーヒーの栽培から輸出に至る過程について現地調査を行い,上述の研究について現実にはどうなっているのかという視点からの検証も行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 日本におけるシティズンシップ教育の展開可能性-英国シティズンシップ教育の視点から-2009

    • 著者名/発表者名
      水山光春
    • 雑誌名

      児童教育 19号

      ページ: 22-31

  • [学会発表] 英国シティズンシップ教育から見た市民教育の可能性2008

    • 著者名/発表者名
      水山光春
    • 学会等名
      第19回日本公民教育学会研究大会
    • 発表場所
      大分大学
    • 年月日
      2008-06-21
  • [図書] 東アジアにおけるシティズンシップ教育 第IV章6「政治思想から見た東アジア的シティズンシップ教育の可能性」2008

    • 著者名/発表者名
      水山光春(日本社会科教育学会)
    • 総ページ数
      141
    • 出版者
      明治図書出版

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi