研究課題
基盤研究(C)
近年アルツハイマー病・プリオン病などの脳神経障害疾患やアスベストによる健康被害は、ナノサイズの微粒子を共通の原因としていることが明らかにされている。本研究では、これらのポリペプチドが形成する毒性ナノ粒子と特異的に結合する蛋白質であるαAクリスタリンの基質結合部位を用いて、疾病の予防・診断に利用できる「シャペロン粒子」の開発を目的とした基礎研究を行なった。このペプチドが有する自己組織化能によって形成される集合体が毒性を有する蛋白質ナノ凝集体と特異的に結合する機構を調査した。
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J.Biol.Chem. 286
ページ: 5884-5889
http://www.cis.kit.ac.jp/~bmebpc/index-j.html