研究課題
基盤研究(C)
生体自己組織化構造リポソームのマイクロ流路生成法に関して,リポソーム生成機構に関する実験的検討を行った.稼働ステージを用いたラグランジュ的な観察およびマイクロPTVによる速度場の測定を行った.その結果,壁面にあらかじめ付着させた膜状リン脂質は一旦気液界面に取り込まれ,壁面との間に棒状リポソームを形成し,それが球状リポソームとなること,棒状リポソームは気液界面近傍の強い逆流によって液体中に引き出され,連続的に生成することが明らかとなった.
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