研究課題
基盤研究(C)
生体内でのアミロイド線維形成機構を解明する為に、生体内環境を模倣した試験管内線維形成系を構築し解析した。(1)遊離脂肪酸がβ2-ミクログロブリン(β2-m)アミロイド線維伸長を誘起しうること、(2)アルツハイマー病βアミロイド(Aβ)線維の重合核形成に、Aβ蛋白質濃度、気液界面の存在や攪拝が影響し、従来の試験管内重合反応系を再検討する必要があること、(3)細胞外蛋白質品質管理機構に関して、血中蛋白質であるα2-マクログロブリンが、β2-mと結合してアミロイド線維形成を抑制するメカニズム等を示した。
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