研究課題
基盤研究(C)
ヒドロゲナーゼは水素の酸化・発生反応を行う酵素で、水素生産や燃料電池用触媒への利用が期待される。本研究では優れた耐熱性・耐酸素性をもつ高安定型ヒドロゲナーゼを本来の細胞膜における存在形態であるシトクロムb複合体として精製することに成功し、水素に依存したシトクロムbの還元を機能的に確認することができた。これにより、ヒドロゲナーゼの安定化や安定な人工酵素のデザインに有用な情報を得るために、結晶化および構造解析へと供することが可能となった。
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International Journal of Hydrogen Energy 36
ページ: 7081-7088
http://www.ibaraki.ac.jp/