研究課題
基盤研究(C)
ヤシガニの遺伝的多様性の保全に配慮した増養殖技術の確立に向けた種苗生産技術の開発と遺伝的集団構造の解明に取り組んだ。ゾエアとメガロパの飼育に適した環境(水温、光、湿度、宿貝、基盤(隠れ家)、上陸時期)を解明し、大量種苗生産技術の足がかりを得た。北太平洋から得たサンプルのmtDNAの塩基配列を解析した結果、採集場所独自のハプロタイプがグループを形成しないことから、遺伝的分化の程度は小さいことが示唆された。
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