40年経過した血痕DNAおよびUV照射による損傷DNAに対してAP(apurinic/apyrimidinic)sitesを指標としてアルデヒド反応性プローブ(Aldehyde Reactive Probe:ARP)を用い、その損傷の評価ができた。修復酵素を用い、損傷を修復することにより、STR多型を検出することができた。破壊能力の高いUVC照射DNAがAP sitesの増加を確認され、2日間以内に照射された試料では修復酵素で一定の修復効果があり、修復後にAP sitesが回復し、STR多型の検出が可能であった。
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