研究課題
基盤研究(C)
メタボリック症候群のモデルと考えられる肥満マウスにおいては、血栓溶解阻害因子であるPAI-1や凝固反応開始因子であるTFの遺伝子発現が亢進しており、特にそれは脂肪細胞が大型化した脂肪組織において顕著であった。また心因性ストレスの負荷により、肥満マウスでは著明なPAI-1およびTF発現増加をきたした。以上より、メタボリック症候群では血液凝固系のバランスが崩れていて血栓形成促進状態にあると考えられ、その血栓傾向はストレスにより助長されることが示唆された。
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