研究課題
基盤研究(C)
潰瘍性大腸炎患者を抗菌薬投与群と偽薬投与群に分け大腸粘膜の細菌DNAを採取しTerminal Restriction Fragment Length Polymorphism Analysis(T-RFLP)法にて、治療前後の細菌叢を調べたところ、T-RFLPプロファイルの変動が認められたのは、抗菌薬投与群で12例中10例(83.3%)で、偽薬群では変動は認められなかった(0%)(p=0.0007)。また、Fusobacterium variumについて、その治療前後の推移を特異的PCR法によって解析し、抗菌薬投与群で減少していることを確認した。さらに、粘膜からRNAを採取して、2例のメタゲノム解析を行った。抗菌薬療法で3カ月後、12ヶ月後と緩解が持続した症例では、Bacteroidaceae, Acidaminococcus, Prevotella, Parabacteroidesなどが著明に減少していることがわかった。それに対して偽薬群では粘膜細菌数の減少・増加は認められなかった。
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