研究課題
基盤研究(C)
Zn-63は半減期38分のポジトロン核種で、天然存在比が最も高いCu-63から医療用小型サイクロトロンで製造可能と、臨床使用に有利な条件を備えている。Znは発がんや腫瘍増殖にも深く関わると考えられることから、Zn-63を用いる腫瘍のPETイメージングの可能性について検討し、がん細胞のZn取り込みが生理的なZn要求性に依存すること、腫瘍集積には比較的弱いキレート剤であるEDDAの利用が有利なこと、投与量の調節によりZnの腫瘍集積性を高め得ること等を明らかにした。また研究機関内でZn-63を製造、マウス腫瘍のPET撮像にも成功した。
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