研究課題
基盤研究(C)
初感染顔面神経麻痺モデルにおける免疫組織化学では、膝神経節、顔面神経下行脚部、顔面神経核の3部位が顔面神経におけるウイルス増殖部位であると考えられ、電子顕微鏡による検討でもこれらの部位にウイルス増殖を認めたため、この3部位がウイルスの潜伏、再活性化に関与しうる部位であると考えられた。一方、再活性化顔面神経マウスモデルでは、免疫組織化学では、膝神経節、顔面神経核の2部位が顔面神経におけるウイルス増殖部位であると考えられ、電子顕微鏡による検討でもこれらの部位にウイルス増殖を認めたため、この2部位が再活性化時のウイルス増殖に関与しうる部位であると考えられた。以上のことより、HAV-1再活性化による顔面神経麻痺の責任部位は膝神経節部と顔面神経核と考えられるがその責任の割合について今後の検討が必要である。
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