研究課題/領域番号 |
20592500
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
小山 眞理子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (50178399)
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研究分担者 |
水戸 優子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (70260776)
牧野 美幸 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教 (80322345)
大石 朋子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教 (40413257)
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キーワード | 看護教育 / 臨地実習 / 技術教育 / 実態調査 |
研究概要 |
3年計画の初年度であり、平成20年度は以下のように実施した。 [研究の目的]:本年度は、看護学生が実習の場で看護技術の体験に関連する環境要因(人的、物理的資源を含む)および、技術学習を促進する要因を明らかにすることを目的とした。 [研究方法]:A.国内外の文献検討、B.2つの総合病院の臨床指導者計15名を対象にフォーカスグループインタビュー、C.質問紙調査を行った。 質問紙調査の対象は、全国の200床以上の病院「一般病床」中から層化抽出した359病院に勤務する実習指導者1074名とした。質問紙はフォーカスグループインタビューの結果と文献検討の結果を参考に、多肢選択法と自由記述による調査紙を作成した。質問紙の内容は病床数、患者数、平均在院日数、病棟の看護師数、受け入れている教育課程、実習の種類、平均的な受け入れ人数、病棟の受け入れ態勢、実習指導者が不在の時の対応、実習形態、看護技術の実施時の承諾書の有無、看護後術を行う機会を多くするための工夫、学生が安全に看護技術を実施するための工夫、教員との協力関係、その他が含まれる。データ収集方法は、病院の看護部長に対して、研究依頼、調査紙3通を送付し、実習指導者への配布を依頼した。調査紙は無記名自記式とし、郵送法により回収した。調査期間は2009年2月1日〜3月16日であった。 [倫理的配慮]神奈川県立保健福祉大学の研究倫理審査委員会の審査を受け、承諾を得てから実施した。依頼状には、目的、自由意志による参加、途中棄権が可能であること、プライバシー保持、その他の倫理的配慮を含めた。 [結果]:426名より回答があり(回収率39.66%)有効回答率100%であった。多肢選択法の回答は、記述統計量を求め、自由記述の部分については質的な分析を行った。
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