クロムフリー耐火物の候補材料を探索するため、種々の酸化物セラミックスの溶融スラグに対する溶損挙動を調査し、4パターンに分類できることが分かった。すなわち、Cr_2O_3は濡れ性、反応性ともに低く、MgOとY_2O_3は濡れ性、反応性ともに高く、Al_2O_3は濡れ難いが反応性が高く、ZrO_2とYAGは濡れ易いが反応性は低い。反応性については、熱力学的シミュレーションからも支持され、溶融スラグに対する溶解性が低いZrO_2が有力な候補材料であることを明らかにした。 ックスの溶融スラグに対する溶損挙動を調査し、4パターンに分類できることが分かった。すなわち、Cr_2O_3は濡れ性、反応性ともに低く、MgOとY_2O_3は濡れ性、反応性ともに高く、Al_2O_3は濡れ難いが反応性が高く、ZrO_2とYAGは濡れ易いが反応性は低い。反応性については、熱力学的シミュレーションからも支持され、溶融スラグに対する溶解性が低いZrO_2が有力な候補材料であることを明らかにした。
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