研究課題
若手研究(B)
脳は興奮する・しないの2状態をもつ神経細胞の間の結合による回路網であり、その情報処理の数理モデルとして、ランダムな0,1パターンを回路に覚えさせる連想記憶がある。擬似乱数符号を用いるCDMA通信では、ユーザ間の送信タイミングを揃える同期通信よりも、これを揃えない非同期通信の方が、通信品質が良いことが知られている。本研究では、パターン間の同期をあえてずらす空間揺らぎを持つ連想記憶を提案した。揺らぎのない従来の連想記憶よりもパターン間の干渉が少ないことを明らかにした。
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Signal Processing: An international journal(SPIJ) vol.4, no.6
ページ: 304-317
http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K000206/research.html