本研究では、高齢者や身体不自由者を支援するための生体情報計測センサおよびそのセンサを使って使用者の意思抽出可能なヒューマンインターフェースを開発した。その主要な研究結果は以下の通りである。1、運動意思を抽出するため、フィルム状フレキシブル圧電材料を基に動作中筋の動きを捉えられる筋動センサを開発した。2、適応機能の有する解析・識別アルゴリズムを利用して、筋動センサ信号による意思抽出の手法を開発した。[3]筋動センサを用いたヒューマンインターフェースを構築した。そして、健常者及び障害者による実証実験を行い、提案手法の有効性を確認した。
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