研究課題
若手研究(B)
柑橘類中機能成分のヒトにおける生理活性機能に関しては、神経系への作用に関する研究は極めて少ない。交感神経系の機能モデル系として各種薬物の作用解祈に広く用いられている培養ウシ副腎髄質細胞を用いて、柑橘類中の機能成分が神経機能に作用する可能性を検討し、その作用機序についても解析を行った。柑橘系リモノイドであるノミリンやクマリンであるオーラプテンはニコチン性アセチルコリン受容体等のイオンチャネルを阻害することによりカテコールアミン分泌を抑制することを明らかにした。
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Journal of Pharmacological sciences VOL.112
ページ: 193