研究課題
若手研究(B)
タンパク質X線結晶構造解析において深刻な問題となるX線によるタンパク質の放射線損傷現象を解析する為に、結晶試料を測定可能な紫外可視分光光度計を開発し、その制御系の改変によって測定の高速化を実現した。この分光光度計を利用してX線損傷による紫外波長領域での吸収スペクトル変化を世界で初めて観測し、タンパク質分子の損傷による変化を同定した。さらに、放射線損傷の効果が結晶を100Kの低温で測定する為に必要な抗凍結溶剤の種類によって異なることを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
薬学雑誌 130(5)
ページ: 649-655
蛋白質・核酸・酵素 54(12)
ページ: 1477-1483
http://bioxtal.spring8.or.jp