研究課題
若手研究(B)
本研究では、胚性幹細胞(ES細胞)を哺乳類初期胚のモデルと考え、始原生殖細胞発生に関わる遺伝子をRNA 干渉法(RNAi)を用いて検索する系を構築した。マウスES細胞で発現している864遺伝子を標的にして試験的なスクリーニングを行ったところ、5つの陽性遺伝子を発見することができた。生殖細胞関連マーカーの発現変化などから、それらの遺伝子を機能阻害したES細胞は後期生殖細胞の性質を獲得していることが示唆された。
すべて 2009
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Cell Research 19
ページ: 1125-1126