研究課題
若手研究(B)
本研究では、動的統語論を用いて日本語の統語構造と意味表示を導出し、モデル理論的に意味を解釈する動的モデルの基盤を構築することを目指している。現象として数量詞や不定詞のスコープの曖昧性をとりあげ、スコーレム化された選択関数を用いて解釈する枠組みを提案した。また、解析をコンピュータ上で行うために、モデルをPrologを用いて実装する研究を進めた。動的統語論の先行研究では、日本語用パーサーの実装の研究がされていなかった。本研究では、解析状態の推移を駆動する推移規則の適用アルゴリズムを提案した。
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Proceedings of 23rd Pacific Asia Conference on Language, Information and Computation (PACLIC23) Volume1
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